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2013年12月18日水曜日

世界資源計画

国連に世界資源計画を創設する必要があるのでは?

世界食糧計画もその中のひとつです。


資源計画とは、プロジェクト遂行に必要な機材、ソフトウェア/アプリケーション、作業スペース、素材等、調達する必要のある物を識別し、調達手段、調達時期、調達費用を計画するものです。プロジェクトマネージャー又はプロジェクトリーダーが策定し、プロジェクト計画の一部とします。広義では、人材の調達やトレーニング計画も、資源計画の一部であると言えます。

バードマン開発



資源(しげん、Resource)は、人間の生活や産業等の諸活動の為に利用可能なものをいう。広義には人間が利用可能な領域全てであり、狭義には諸活動に利用される原材料である。

各種天然資源や観光資源のような物的資源と、人的資源とがある。さらに、経済上投入可能な資源として経済的資源という区分もある。

人間の活動に利用可能なものが資源とされるため、何が資源と認識されるかはその時代や社会によって異なり、これまでは単なるゴミなどとされていたものでも技術の発達に伴い資源とされたり、逆にこれまで利用され資源と認識されたものでも、社会の変化と共に資源でなくなったりする。


天然資源[編集]

自然を構成し利用可能な資源を天然資源という。天然資源は地球誕生以来存在し、膨大な量になるが決して無尽蔵ではなく、更に、容易に採掘利用可能なものは限られている。産業革命以降、人類はあらゆる資源を搾り取って活用することで産業を成り立たせてきたが、その資源も近い将来枯渇するといわれている。今後、海底資源や未開発地の資源の捜索など、多大な困難が伴い経済的に非効率な開発が必要となることも予測される。このため、「捨てればごみ、分ければ資源」といったキャッチフレーズが示すように、資源の再生利用を積極的に進めようとする動きがある。

また、各種の資源は人間の生活や産業などにとって必要不可欠であるものの、それらは地球上に均等に存在するのではなく、ある地域に偏在しており、水や石油、希少金属などの限られた資源をめぐって戦争・紛争が起こった例も多い。

以下、天然資源の種類とそれを取り巻く問題などを紹介する。

水資源[編集]

水は人間の生活や産業にとって欠かすことのできない、最も重要な資源といえる。水それ自体は地球上に膨大な量が存在するものの、その97%は海水であり、さらに残りの3%の淡水のうちのおよそ70%は極地などの氷山、氷河であり、実際に通常利用可能な淡水は河川や湖、地下水など、全体の1%程に過ぎない。それらの淡水は雨水に由来するものであり、元々降水量の少ない地域では、利用可能な水の量も少ないため、旱魃も発生しやすく、多くの人々が水不足に悩まされている。また、水は野生の動植物にとっても不可欠なものであり、水の減少によって生態系の破壊も起こっている。例えば、アラル海では流れ込む河川からの大幅な取水によって面積が急激に縮小し、塩分濃度が上昇して魚など大半の動物が死滅した。
その一方で、雨の多い地域では集中豪雨で洪水が発生したり、多量の雨によって土壌が流されるなどの被害も見られ、また、世界各地で水質汚染も問題となっている。
日本では、降水量は世界平均の倍近くあるものの、人口密度も高く、一人当たりにすると世界平均に対し20%程であり、必ずしも水が豊富にあるとはいえない。また日本は多くの仮想水の輸入をしており、それによって水の直接的な消費が抑えられている面もある。
世界の水資源利用は農業用水70%、工業用水20%、生活用水10%の順に多い。


金属資源[編集]

鉄・アルミニウムなどの金属のほとんどは、広く地殻に存在しており、ある意味ではどこにでもあるといえる。例えば金を海水から抽出することも不可能ではない。しかし現在の技術では、一般的な岩石や海水から資源を回収するコストは大きすぎ、経済的に成立しない。そこで、その資源が集まっている鉱床を掘り、鉱石を製錬することで必要な金属を得ている。鉱床の形成には水や大気・地殻変動などが関係している。例えば現在の主要な鉄鉱床は、雨などによって岩石中の鉄分が海へと流され、光合成によって生成された酸素と海水中の鉄分とが結合し、酸化鉄となって海底に沈殿したものが地上に現れたものと考えられている。その他、熱水鉱床・海底熱水鉱床なども参照。そのため、例えばそれらの無い月面で多様な金属資源を得ることは困難である(但しどこまで経済性を考慮するかにもよる)。

化石燃料[編集]

化石燃料は、その名の示すように生物の遺骸であり、石炭は植物の、石油はプランクトン類の遺骸が長い年月の中で土圧や地熱の影響をうけ変成されたものと考えられている。但し石油については異論も存在する。
液体である石油の方が石炭よりも運搬などで有利であり、また体積あたりの発熱量も大きく、多くの先進国では石油をエネルギー源とすることが主流となったが、原油価格の上昇もあって石炭の利用も見直されており、とりわけ石炭産出国では現在も重要なエネルギー源である。また、石炭の方が二酸化炭素放出量は大きいものの、確認可採埋蔵量などをみると、石油よりも石炭のほうが埋蔵量が多く、かつ世界各地に分布しており、その点ではより安定したエネルギー源であるといえる。
燃料としての利用のほか、合成樹脂などの生産にも用いられる。

その他の鉱物資源[編集]

ダイアモンドやコランダム(サファイア・ルビー)などは、宝石としてのみならず、その硬度から工業用途に研磨剤などとしても利用される。その他、エメラルドやアクアマリン、水晶、トルコ石、翡翠など、希少で美しいものは高い価値を有するものとして、古くから装飾品などに用いられてきた。アレキサンドライトやタンザナイトなどは、比較的最近発見されたものである。採掘では、ダイアモンドなど機械を用いた大規模な採掘も行われる一方で、人力による採掘が行われている地域も存在する。
その他、石灰石や石英、リン鉱石など、様々なものが、セメント、ガラス、半導体(シリコン)、肥料など様々なものの生産に利用されている。


森林資源[編集]


人工林の例。枝打ちされた杉林

森林資源として、檜や杉、樫、桐、松、チークなどの木材が利用される。木材は比強度において優れており、各種の建築物や家具、道具、船舶などの製造に古くから用いられてきた。また航空機にも用いられており、例として第二次世界大戦のイギリスの軍用機モスキートが挙げられる。
ただし、十分な木材の強度を得るには、しっかりと乾燥させる必要があり、利用に際しても木の方向や湿気などに注意が必要である。また薪炭材として燃料に用いられたり、木材パルプとして製紙業にも利用される。現在では、とりわけ先進国においては木材を燃料として用いることは稀なものとなったが、石炭や石油が利用されるまでは、森林は主要な燃料供給源であり、また食糧供給地でもあって、多くの地域で木々の伐採や植林、動植物の狩猟・採集が行われてきた。


水産資源[編集]

水産資源とは、海洋や河川、湖などから採取される魚介類などの水産物のことである。これらを採取して食用とすることは古くから行われており、日本でも多くの貝塚が発見されている。かつては、これら水産物は無限に存在するかのように考えられたこともあったが、近年では人口増加や豊かな食の追求に伴う乱獲や、河川や海洋の埋め立て、ダムや堤防の建設、水質汚染や栄養分の供給源となる森林の破壊などにより、様々な地域で多くの種類が減少している。また、水銀やダイオキシン類などの有害物質の魚介類への生物濃縮も認められており、持続可能な利用や環境の保全が求められている。

海底資源[編集]


石油プラットホーム(Bouri DP4)
地球の表面積の70.8%は海であり、その海底には石油・天然ガス・メタンハイドレート・マンガン団塊などの資源が眠っている。これらを海底資源という。これまではその水圧などもあって利用が困難であったが、技術の発達により海底に眠る資源を開発する動きがでている。しかし、公海に眠る資源についてそれが誰のものか、という問題や、どの国の排他的経済水域(EEZ)であるか、どの国が島を領有するかなどの領土問題を抱える地域も多く、しばしば国際的な対立ともなる(尖閣諸島や南沙諸島(スプラトリー諸島)を巡る対立など)。


海洋資源[編集]

海洋資源といった場合、海洋に生息する水産資源や、海底資源も含むが、その他にも、海洋に生息する生物の生態が理解されるのに伴い、海洋生物の分泌する物質が医薬品などに応用できる場合があると判明し、研究も進められている。

遺伝資源[編集]

詳細は「遺伝資源」を参照
遺伝資源とは、遺伝子の有用性が広く認められることで、遺伝情報が一種の資源として考えられるようになったもの。遺伝子資源とも呼ばれる。これまでにも有用な品種の選別や品種を掛け合わせて品種改良をすることは行われてきたことであるが、遺伝子工学の発展により人工的に遺伝子の組み換えを行うことが出来るようになると、遺伝子情報の価値がより認識されるようになった。様々な生物の遺伝子はそれ独自の機能を持つものも多く、医療や、医薬品の生産、農作物の品種改良などに利用されている。

観光資源[編集]



城の例。姫路城 1993年世界遺産に登録された
詳細は「観光資源」を参照
観光資源とは、保養や遊覧を目的とした、観光旅行の対象となりうる、歴史的・文化的遺産や自然、娯楽施設などのこと。これらを持つ地域は観光地と呼ばれる。具体的には、城や砦、宮殿、神社、寺院、教会、墓、庭園、山、森林、川、滝、海、砂漠、美術館、博物館、動物園、テーマパーク、温泉、ビル、あるいは都市それ自体の景観など非常に多岐にわたり、世界各地に存在している。地域の伝統芸能や祭りなども一種の観光資源といえる。


電波資源[編集]

電波の使用が増加したことにより、割り当てが可能な周波数が枯渇しつつあるため、利用可能な周波数を資源の一つとして考えることがある。


人的資源[編集]



教育を受ける若者たち
労働力や技術力、創造性など、人間のもつ生産能力を資源に含めて、人的資源 (Human resource) と呼ばれる。人的資源は、人口や教育水準、専門技術者の数など、様々な要素に着目して言及される。高度な技術・能力を持つ者、というような意味では、人材とも言われる。人的資源はあらゆる活動に必要とされるものであるが、他の資源と同様有限であり、資源の配分をめぐって競合することも多い。


資源の配分[編集]

各資源をどのように配分し何を生産するかは経済体制によって手段が変わり、国や時代によってその目的は異なっている。 また、天然資源の配分、あるいは天然資源による収益の配分には、その産出国と消費国との間で利害が対立しやすく、一般に、産出国である発展途上国諸国と消費国である先進国との間で資源の所有や採掘権、価格などを巡って対立することも多い。

植民地支配以来の、資源メジャー、すなわち油田や鉱山の採掘権や生産設備等を持ち市場を支配する多国籍企業に対して、1970年代には資源ナショナリズムが高揚し、多くの国で油田や鉱山の国有化が行われた。しかしその後、商品先物市場の設置や新興資源国の増加、代替エネルギーの開発、内部での利害対立などでOPEC、OAPECなどの旧来の資源輸出国機構は価格への影響力を低下させた。

資源配分の手段

市場経済
計画経済

資源配分の目的

民需か軍需か

消費か投資か

公共投資か民間投資か

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