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2014年2月21日金曜日

プロダクションシステム

アメリカンの問題解決システム、プロダクションシステム



プロダクションシステム(ルールベースシステム)とは

2006年1月10日(火曜日) 20:16

 ここでは、ルールベースのプログラム実行について通常のプログラミング言語によるプログラムとの対比によって見ていきます。
  通常のプログラミング言語(JavaやC#、Visual Basicなど)によるプログラムは、変数と代入、条件分岐、繰り返しなどの一連の命令から構成されており、基本的 には、プログラムの上から逐次的に実行されます。この場合のプ ログラムは、計算を「どのように(howto)」実行していくかを考え、それを逐一プログラム上に記述することで作られます(このプログラミング手法を命 令型プログラミングとか手続き型プログラミングなどと呼びます)。 
 一方、ルールベースのシステムでは、「何を(what)」を記述する ことによりプログラムを作成します。このことでルールベースのシステムでは、通常のプログラミングで結構煩雑な記述となる「どのように」という部分を(あ まり)意識せずにプログラムを作成することができます(この、「何を」をもとにプログラムを記述するプログラミング手法を宣言型プログラミングと呼びま す)。以下では、ルールベースのシステムがどのようにして「どのように」実行するかという部分と、「何を」実行するかという部分を切り離して管理するかと いうところを見ていきましょう。
一般的に、ルールベースのシステム(プロダクションシステム)は、次のような構成要素からなっています。
1. ルール
2. ワーキングメモリ
3. 推論エンジン

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